今回は、おしゃれに敏感なイタリアで作られたチェーンに、細かい職人技が得意な日本で仕上げをして、より丁寧で上質なチェーンネックレスに仕上げてた、「中空チェーン」のご紹介です。
イタリアンジュエリーの起源は、なんと紀元前7～５世紀といわれています。繊細なものが多い日本のジュエリーとは対照的な大胆でゴージャスなジュエリーが多いのが特徴です。そんなファッションの都イタリアで歴史の深いジュエリーで代表的な物の一つ、中空技法を用いたゴージャスなチェーンを今回ご紹介します。チェーンはイタリアから輸入し、仕上げはしっかりと日本で行う。そうすることにより、末永くお使いただけるジュエリーに仕上げました。

★イタリアンジュエリーの魅力★
イタリアメーカーの宝飾技術は世界的にもレベルが高く、とにかく大胆で華やかさあり、デザイン性の高さが魅力。
豪華な見た目とは裏腹に、手にしてみると驚くほどの"軽やかさ”。
それを可能にしているのが今回の中空チェーンに用いられている中空技法であり、その軽やかさがイタリアンジュエリーの魅力のひとつでもあります。

●イタリアンジュエリーの歴史は？？
ジュエリーの歴史が長く、紀元前8世紀ごろイタリア北部に住んでいたエトルリア人によって作られたのが始まりと言われています。 このエトルリア人の技術や感性はとても素晴らしいもので、洗練された金細工技術が特徴的でした。
その後、ローマ時代に突入し、エトルリア人の作品は次第に少なくなりますが、古来より受け継がれた技術が失われることはありませんでした。
また、現在に至っては職人たちの美的センスと技術によって、より素晴らしい作品が数多く存在しています。

●今回のジュエリーはイタリアンジュエリーで有名な産地、アレッツォ地方で作られたチェーン
イタリアンジュエリーの中でも、アレッツォ、ヴァレンツァ、ヴィチェンツァ、トール・デル・グレコの4大生産地は有名で、地域によって独自のジュエリー文化が根づいています。
◆アレッツォ地方の特徴
ゴールドジュエリーの古い歴史と伝統のあるエリア。
イタリア全土の多くのゴールドジュエリーを生産しており、その職人技で世界を魅了しています。

■【素材の価値】
１８金は金の含有率が75％であることを示しています。25%他の金を混ぜることで強度が増します。
純金の持つあたたかみのある美しい色合いを保ちながら合金によって強度が増している為、日常使いに適しています。
長期間使用しても劣化しにくい特性があります。
金は世界共通の価値があり、１８金は含有率が高い為、資産保全のアイテムとしても保有されています。
このような美しいジュエリーを資産として持つ方が非常に増えていて、代々受け継いで、身に着けて楽しむことができ、そして金の価値はずっと残ります。


■【作成のこだわり】
パイプのように中を空洞にする「中空技術」をふんだんに用いたネックレスです。
ダブル喜平タイプのネックレスです。ひとつのコマに何コマかかっているかを数えます。
多いほど目が詰まった編み方で、密度が高くなりなめらかな輝きと、重厚感が増していきます。
喜平チェーンはチェーンパーツを全て90度ひねって繋げてあるので、すべてのパーツが同じ方向を向いているのが特徴です
小判状の環をねじってつないだ鎖で、あずきチェーンと並ぶ古くからある代表的な鎖です。
連続していることによる滑らかさや重厚感、光を当てるとキラキラと上品な光沢を放つのが魅力的。
こちらの中空チェーンは、喜平タイプになります。ダブル喜平のカット面のように輝きを放つこのチェーンは、細かいこだわりがたくさん詰まっています。

■【なぜ今なのか】
今世界中から注目されている素材「金」
チェーンだけで身に着けるコーデが大流行している中、作りが丈夫で存在感があり、ファッションジュエリーや実物資産としても高い人気を誇る、見た目の華やかさ、ボリュームがありながら上品さをあわせ持ちます。
作りが丈夫なので長年使えるのも人気の一つです。
金の価格の高騰により、場面の大きいジュエリーが中々手に入れられなくなってきました。そんな中、ボリューム感と素材はそのままに、加工に工夫を加えた、心もわくわくするジュエリーの需要が高まってきています。
加えて、あまりボリュームがありすぎると金は首元にとても重く、お出かけや旅行などにいく時に重さを感じてしまうことも多い…。
その、どちらも解決してくれるジュエリーこそが中空チェーン！
身に着けるだけで、ファッションの主役になれる存在感のあるチェーンを着け、上品にファッションを楽しんでいただきたいです。


最後に…
イタリアの女性は職場で働く時や家事に専念する時も、当たり前のようにジュエリーを身に着けています。
さらに、イタリアでは子供たちにジュエリーを贈る習慣があるそうです。
イタリアンジュエリーで日常にもオシャレを取り入れたいですね。