１０月の誕生石でもあるトルマリン
存在しない色はないと言われ、色の宝庫とも呼ばれることもある宝石です。
そんな、トルマリンの中で群を抜いて人気と価値と知名度の高さを誇っているのが今回ご紹介する幻の宝石と呼ばれる「パライバトルマリン」です。

南国の海を閉じ込めたような鮮やかなブルー
蛍光がかったブルー～グリーンの色合いが特徴的でトルマリンの中では最も価値も人気も高いとされています。

宝石の中でも、希少性の高いものを希少石と呼びますが、このパライバトルマリンは、
皇帝の宝石「アレキサンドライト」サファイアの王「パパラチアサファイア」と並ぶほど希少な、世界3大希少石の１つです。
他の、トルマリンとは一線を画すパライバトルマリン。
ネオンのような、青～緑の鮮烈な色が美しく、蛍光性の高い鮮やかなブルーが人々を魅了してやみません。
その唯一無二のカラーにより、小さくても見栄えが良く、存在感があり、今大注目の宝石！！

●なぜ３大希少石、幻の宝石と呼ばれているか？？
1987年にブラジル・パライバ州のバターリャ鉱山で初めて発見された新種のトルマリンであり、わずか数年で鉱床は底をつき閉山となった幻の宝石です。名前はこの最初の産地に由来。

1，ほかの宝石にない美しい色合い
ブルー系の宝石は、色々ありますが他のどの石にもない唯一無二の色合い
南国の海と称される鮮やかなネオンブルーは、パライバトルマリンならではのものです。

2，産出量が少ない
パライバトルマリンの産出量は、ダイヤモンド１万石に対してわずか１石ともいわれているほど、希少な石です。3大希石と言われていることからもわかるように、中々手に入らない宝石を代表する石の一つです。

3，質の良い原石が減っている
パライバトルマリンの鉱山がある国は、ブラジル、ナイジェリア、モザンビークの３カ国ですが、もともととれる量も少なく、閉山してしまった鉱山もあり比較的安定した産出量がある鉱山は、本当に少ないんです。

●インクルージョンが物語る地球の神秘とは？？
もともとトルマリンの結晶を構成する元素と着色元素である「銅」は存在する場所が大きく異なっており、地球化学的に相反するものです。
しかしパライバトルマリンにおいてはこの稀有な共存が可能となり、唯一無二の宝石が誕生したのです。
パライバトルマリンにクラックや傷が多いのは、共存の衝撃の大きさを物語るものでもあります。

※パライバトルマリンは天然のため、内包物が含まれています。

【使用上の注意事項】
※着用後は柔らかい布で水分を拭き取ってください。
※肌に異常を感じた時は速やかに着用を止め、専門医の指示に従ってください。